《広報》プロジェクト・大濠SPIRITS

福岡大学附属大濠高等学校同窓会・東日本大震災被災地支援活動「プロジェクト・大濠SPIRITS」の活動状況や支援計画などをお知らせするブログ。

タグ:決算

平素より、皆様の温かいご支援と心強いご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本プロジェクトの最終シーズンとなりました平成29年度の決算後、『最終ミッション:子どもたちへの支援』として福島県いわき市へ寄贈したベビーカーやチャイルドトランポリンなどの支払処理等がありましたので、 最終収支決算報告をアップさせていただきます。
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本プロジェクトの終了に伴い、お寄せいただいた義援金は「東日本大震災の被災地支援のために全てキレイに使い切る」ということを実施しました。

 <収入の部>
いわき市への寄贈品代分や現地訪問費を算出してその分を前期より繰り越していましたが、義援金受付終了後にも振込があり予算が余ることになりました。そこで、その最後の浄財もキッチリ活用させていただくため、急遽『公立図書館への写真集寄贈』を実施することにし、それに対する不足分の義援金を現金にて受け付けました。

<支出の部>
いわき市への寄贈品(ベビーカーやチャイルドトランポリン、ミニタオルなど)の送料・設置料を含めた代金が「寄贈品代」として計上されています。
また「旅費交通費」は、本プロジェクトの責任者・安部が現地を訪問する際の費用として、往路の鉄道運賃・宿泊費・復路の鉄道運賃及び航空券代(※往路の航空券代はSPIRITS義援金からの支出ナシ)が含まれています。
「通信費」は、これまでメッセージ動画にご出演いただいた方々にハガキを出し、本プロジェクト終了のご報告とお礼をさせていただきました。
「写真集代」に関しては前述した通り、義援金受付終了後に お振込いただいた義援金を活用させていただくべく、受託販売で在庫を保管している写真集『閖上地区の全記録(1,500円)』を5冊買い上げ、福岡県内5箇所の公立図書館へ寄贈申請しています。(※自治体により審査期間が異なるので、全図書館の寄贈受入結果が判り次第、改めてご報告します。)
「振込手数料」は、いわき市への寄贈品代(4業者×864円)と写真集代(648円)の合計5件分です。 


おかげさまで、お寄せいただいた義援金も余すことなく東日本大震災の被災地支援のために使わせていただき、 経理上での「完了」を迎えることが出来ました。

これまでのご支援に心より感謝いたします。
有り難うございます!

あとは『エクストラミッション:写真集寄贈』の結果を後日ご報告させていただき、本プロジェクトの「完了」とさせていただきますので、あともう少しだけ見守っていただけましたら幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔 (41回卒)
 

平素より、皆様の温かいご支援と心強いご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本プロジェクト最後のシーズンとなります平成29年度の収支決算報告をアップさせていただきます。

SPIRITS_2017

プロジェクトのスタート時からある『未来を担うこどもたちへの支援』というミッションに対し、その実施地域を『被災三県のうち、まだ繋がりのない福島県』と昨年の初夏に決定し、すぐに福島県に相談。1ヶ月も待たず、いわき市のこどもみらい部こども支援課をご紹介いただき、「平成30年度春に開所する保育所がある」「震災の影響で子ども達が安心して遊べる場所が減ったのを受け、平成28年にオープンした支援施設がある」などのお話を聞かせていただいたので、そういった現場の希望に合わせた寄贈品などの支援内容を決定することにし、平成29年度は前度同様に「義援金を貯める」ということに徹しました。

<収入の部>
振込による義援金は前年度に比べ約30件のダウン。文化祭『母の会バザー』より売上金のご寄付もいただきましたが、義援金の収入としては、前年比約10万円のダウンとなりました。

<支出の部>
前述の通り、福島県いわき市への支援を進めていたので支出は最小限にとどめ、実質『チャリティ・バザー献品者宛の御礼状(通信費)』しか支出していません。

また、プロジェクト2年目から継続している写真集『閖上地区の全記録』の受託販売ですが、震災発生から丸6年が経過した昨年の大同窓会では売上が全く伸びず、年間を通して2冊という残念な結果となりました。


7年前の今日。
リアルタイムでテレビに映し出される被災地の映像を観ながら、「自分たちに何か出来ないのか?」という想いでスタートした本プロジェクトですが、いよいよ福島県いわき市への支援を最後に終了することとなりました。
この最終ミッション終了後、改めて『プロジェクト終了 収支決算報告』をさせていただきます。

これまでご理解とご協力、そしてご支援をいただきました皆様には、この最終ミッション完了までしっかりと見届けていただけたら幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔(41回卒)

震災から丸5年が経過しました。

報道等ではこの時期になると特番や特集が組まれますが、
日々、人々の記憶や関心が薄れていることは否めません。

しかしながら、同窓生をはじめ、学校関係者や賛同者の皆様の
御協力をいただき、27年度は本プロジェクトのひとつの集大成である
コラボ日本酒「千咲里(ちえり)」の発売までこぎつけました。

改めて厚く御礼申し上げます。 

遅くなりましたが、その27年度の収支決算をご報告いたします。
SPIRITS_2015
※同決算書は近日中に大濠高校同窓会ホームページでもアップされます。
→ トップページ上部のバナーより特設ページへお進み下さい。

※また、今回は会報誌『大濠人』の発行が例年より1ヶ月近く早まりましたので、
この収支決算報告は掲載されておりません。

<収入の部>
振込による義援金受付の件数は、昨年より約100件近くダウンしていますが、
金額はほぼ変わりありません。

これは、大同窓会や文化祭バザーなどでの募金BOXへの寄附が増えたためです。
また、件数の重複にはなりますが、毎月少額でも継続してお振込みして下さる方は
減少しておらず、本プロジェクトの主旨である「息の長い支援」にご賛同いただけて
いるものと感じております。

「大濠アカデミアシリーズ」という学校行事での講演に、講師として来られた同窓生
でもある大平様からは、同講演料を全額寄附していただきました。


<支出の部>
27年度は、前年末の『ミッション:製造支援』からの、コラボ日本酒「千咲里」の発売が
メインの年でしたので、新たなミッションは発動しておらず大きな支出はありません。

『立替金』の清算として、本プロジェクト責任者の安部が昨年度末に岩手県の酔仙酒造
株式会社様を訪問した際の「航空券代」と「宿泊費」の立替残額を支出しております。

『写真集代』は、受託販売しております「閖上地区の全記録」の売上を、例年通りそのまま
お支払いしております。こちらも、大同窓会会場にて販売しておりますが、年々売上が
下がってきております。
今一度「5年前に何が起きたのか」を知るためにも、震災直後の現地の様子を収めたこの
写真集を、ひとりでも多くの方に手に取っていただけたらと思います。



今年度は義援金も再び集まりつつあり、尚且つコラボ日本酒「千咲里」の存在によって
新たな支援先や支援策が確定する可能性が出てきました。

まだまだ復興は道半ば。

これからも地道に息の長い支援を継続して参りますので、
今後とも皆様の御理解と御協力、そして御支援を賜りますよう、
宜しくお願い申し上げます。 


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔(41回卒) 

2011年12月30日。
本プロジェクトへの協力を呼びかける動画を、
初めてYouTubeで公開した日。 

以降、 沢山の方々に寄付やアドバイス等のご協力を賜りながら、
地道な支援活動を展開し、4年目を迎えることが出来ました。 

厚く御礼申し上げます。

さて、年度末に『ミッション:製造復興支援』を実施しました
平成26年度の収支決算をここでご報告いたします。
2015_SPIRITS
※同報告書は大濠高校同窓会の公式ホームページでもご確認いただけます。
→トップページ上部より「プロジェクト・大濠SPIRITS 特設ページ」へお進み下さい。

収入の部「義援金」に関して。
福岡銀行及びゆうちょ銀行への振込が、昨年を上回る224件。
額面上は昨年より下がっていますが、ご協力いただけた人数及び
毎月継続して寄付して下さる方が増加した結果となっております。

収入の部「写真集売上」に関して。
総会の会場のみならず、会報誌でご案内した通信販売でもご購入いただきました。
売上金は同額そのまま発行者へ送金しております。
(※支出の部「写真集代」参照)

収入の部「寄付金」に関して。
平成26年度の大濠中高文化祭において、本プロジェクトは例年通り『チャリティバザー』を
開催いたしましたが、同時に『母の会』もバザーを開催されており「同窓会からバザー品の
協力をいただいたので」ということで、売上金より90,000円の寄付をいただきました。

収入の部「補助金(飲食代)」に関して。
同窓会本会計予算に『プロジェクト・大濠SPIRITS』として、50,000円を計上していただき、
その内30,000円を仙台花見ツアー時の仕出し代とする為に計上。
復興商店街である『閖上さいかい市場(宮城県名取市)』にある「漁亭 浜や」様に
ご用意いただき、仮設住宅居住者の皆様と一緒にいただきました。
※当日の飲料代(参加者全員分 約20,000円)は、ツアー参加の同窓生で均等に負担しました。
(※支出の部「飲食代」参照)

収入の部「補助金(旅費交通費)」及び「立替金」に関して。
上記の残額20,000円を年度末に実施した『ミッション:製造復興支援』の支援先である
酔仙酒造株式会社様(岩手県大船渡市)へ責任者の訪問費用に充てる為に計上。
また、寄贈品代支出後の義援金だけでは旅費交通費が不足したため、
訪問者(責任者)が立替負担した為、立替金として計上。
(※翌年度の義援金より相殺させていただく予定です。)

<訪問費用 内訳>
・航空券代(福岡⇔いわて花巻) 63,400円
・宿泊代(大船渡プラザホテル)  6,680円※素泊まり
・航空券代 振込手数料        756円
→訪問費用 合計           70,836円
(支出内訳)
・同窓会本会計予算        20,000円
・プロジェクト義援金          28,000円
・訪問者(責任者)立替       22,836円
(※支出の部「旅費交通費」及び「振込手数料」参照)


支出の部「寄贈品代」に関して。
植樹を実施させていただい仙台市宮城野区扇町一丁目応急仮設住宅の皆さんの
ご要望にお応えして「草刈り用具・清掃具 21点」を平成26年6月に寄贈。
そして、年度末に実施した『ミッション:製造復興支援』で貯酒冷却設備機器を寄贈。

<寄贈品 内訳>
・草刈り鎌など21点(※平成26年6月4日の記事参照)
→計                                22,820円
<寄贈機器 内訳>
・クーリングロール冷却器(型式:CRN-483)   × 4基  720,000円
・電磁弁サーモセット   (型式:SVS-25A3) × 4基  336,000円
・送    料                         一式   50,000円
・消 費 税                            88,480円
→計                                1,194,480円

→合計(寄贈品代)                      1,217,300円


支出の部「消耗品費」に関して。
扇町一丁目公園応急仮設住宅の皆さんへ寄贈させていただいた清掃用具全てに、
「寄贈 福岡大学附属大濠高等学校同窓会」と表記するために耐光・耐水性の
インクジェット用紙を購入。
残りの用紙は年度末の『ミッション:製造復興支援』で寄贈させていただいた機器に
貼付・表記していただくために使用。


          
年度末のミッションの目的であり、本プロジェクトの理念にもある『震災の風化を防ぐ』。
これは「震災の悲惨さ」や「津波の恐ろしさ」を伝えていくという意味ではありません。

被災した地域で理不尽な苦しみと悲しみを抱えながらも、
今を生きている方々がいるということを絶対に忘れないこと。

同じ空の下に住む人間として…同じ日本という国に生きる者として、
遠く離れた場所からでも「出来ること」「すべきこと」を真剣に考えながら、
「いつでも応援する!」という気持ちをずっと持ち続けるということ。 

本プロジェクトが皆さんの心の中で、その礎になれれば幸いです。 

今後ともご理解とご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔 

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