《広報》プロジェクト・大濠SPIRITS

福岡大学附属大濠高等学校同窓会・東日本大震災被災地支援活動「プロジェクト・大濠SPIRITS」の活動状況や支援計画などをお知らせするブログ。

タグ:大濠高校

東日本大震災が起きた2011年の12月からスタートした本プロジェクトですが、先日アップしましたとおり今季限りでの活動終了が決定し、いよいよ最終ミッションを実行することになりました。


最終ミッションのテーマは『子どもたちへの支援』。
昨夏、福島県庁に支援先の相談をしたところ「いわき市が近いうちに保育所を新設する予定がある」と同市のこどもみらい部こども支援課を紹介していただき、以下の支援内容で話を進めさせていただきました。


<ミッション:子どもたちへの支援>
■目 的:被災された地域の子どもたちは、苦しみや悲しみを乗り越えて未来へと向かう地域そして日本の「大切な存在」なので、笑顔で健やかに育ってもらえる環境整備に協力することを目的とする。

■支援先:いわき市 豊間保育所(新設)/ いわき市こども元気センター

■選定理由:被災三県であること

■支援内容:ベビーカーや避難車の寄贈(豊間保育所)/ ボールプールやチャイルドトランポリンの寄贈(こども元気センター)
iwaki_genki
 ↑ いわき市こども元気センター(外観)


現在お寄せいただいております義援金の総額は1,467,196円(2/9現在)です。
現段階での寄贈予定の備品は以下の通りとなっております。
※いわき市こどもみらい部こども支援課の希望に基づく

<豊間保育所>
・ベビーカー(1人乗り)×2台
・ベビーカー(2人乗り)×1台
・ベビーカー(4人乗り)×1台
・避難車 × 1台

<こども元気センター>
・ボールプール(180cm×180cm)×1台
・ボールプール用ボール ×3セット
・チャイルドトランポリン ×1基


前述したとおり、
今回が本プロジェクトの最終ミッションとなります。
最後に…ひとりでも多くの方にご理解とご支援をいただき、上記の備品を一つでも多く追加寄贈出来たらと考えております。

何卒、この最終ミッションにお力添え下さい!

皆様のご理解とご協力を宜しくお願いいたします。


福岡大学附属大濠高等学校同窓会
東日本大震災被災地支援活動
プロジェクト・大濠SPIRITS 

責任者 安部 晃之輔(41回卒)



☆義援金:1口 1,000円(何口でもOKです)☆
【振込先】
・福岡銀行 六本松支店(普)1426072 福岡大学附属大濠高等学校同窓会会長 百田篤
・ゆうちょ銀行  01750-7-31238  福岡大学附属大濠高等学校同窓会会長 百田篤
 ※ゆうちょ銀行へお振込いただく場合は、必ず通信欄に「義援金」とご明記下さい!

【ご注意下さい】
決算処理の都合上、義援金の受付は 2018年2月28日(水)までとさせていただいております。

※その時点で集まった義援金の総額をもっていわき市に再度寄贈品の追加や選定をしていただき、4月(豊間保育所の開園時)に寄贈するという流れになります。


<参考データ>
いわき市・東日本大震災の証言と記録 ※PDF
いわき市こども元気センターHP

先月の25日に開催されました大濠高校同窓会常務理事会におきまして、本プロジェクトの今期限りでの終了が決定いたしました。

2011年12月のメッセージ動画配信からスタートし、6年以上もの間、本当にたくさんの皆様にご支援とご協力をいただき、ここまで継続することが出来ました。
心より御礼申し上げます。
本当に有難うございました。


後日改めてご案内いたしますが、本プロジェクトは現在、最終ミッションとして福島県いわき市の新設保育施設や子供向けの福祉施設への備品や遊具寄贈の話を進めております。

つきましては、本プロジェクトの終了に伴い、義援金の受付を下記の日程までとし、それまでにお寄せいただいた総額を最終ミッションに全て使わせていただきます。


義援金受付:2018年2月28日まで

最終ミッションの支援内容(寄贈品)をより充実させるため、是非ともお力添え下さい!


今後同窓会としては、自然災害が発生した際に、被害状況に応じて都度検討会議を開き、募金を呼び掛けて支援を行っていくとのことですので、その際にはまたご支援とご協力の程、宜しくお願いいたします。


これまで同窓会の社会貢献活動としての本プロジェクトを支えていただき、本当に有難うございました。



福岡大学附属大濠高等学校同窓会
東日本大震災被災地支援活動
プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔

今年度も、皆様からの心強い御理解と温かい御支援を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
大変遅くなりましたが、平成28年度の収支決算報告を アップさせていただきます。
SPIRITS_2016
東日本大震災発生から丸6年が経過し、報道等で取り上げられる情報も日々少なくなっていくなか、本プロジェクトとしては「震災を風化させない」というコンセプトで、岩手県・酔仙酒造様とのコラボ日本酒『千咲里(ちえり)』の販路拡大を試みましたがなかなか結果が出せず、また「被災地の現状に添った具体的なミッションを発動させる」という点においても、少ない情報のなかで資金的に実施出来るミッションの策定が難しい状況下にあったため、まずは「義援金(資金)の確保」を重点に置き、中途半端なミッションの発動を控えることにしました。

<収入の部>
昨年度に比べ、件数的には50件ほどダウンしましたが、お寄せいただいた義援金の額に大きな変動はありません。これは、同窓生または大濠高校関係者の皆さんの本プロジェクトに対するご理解と、応援して下さるお気持ちが強く根強いものになりつつあるものだと感じております。

『バザー収益』は下がっておりますが、これは前年度以前から残っていた商品を一掃する為に大幅な価格改定を行い、次回以降の新たな商品の受け入れと販売をスムーズに出来るようにしたためです。 

<支出の部>
前述の通り、今年度は「体力(義援金)を蓄える」としたため、実質的な支出は『雑費(文化祭バザー用レジ袋)』しかありません。

また、継続して受託販売として売上を寄付している写真集「閖上地区の全記録」は、今年度17冊のお買上げをいただきましたので、残り20冊程度となりました。



今年度は同じ九州である熊本・大分地震も発生し、改めて同窓会の社会貢献活動の一環としての本プロジェクトの意義と立ち位置を考えさせられる年になりました。

東日本大震災の被災規模は尋常ではありません。
簡単に「復興」と呼べることが出来ない状況が、まだまだ続くでしょう。
しかし、同じ九州の被災地に手を差し伸べることが出来ないのもジレンマが残ります。
被害の大きい小さいの話だけで片付けられることではありません。

今後、本プロジェクトの在り方として、「東日本だけに焦点を絞り続けるべきか」をしっかりと検討しなければならないと考えております。

その結果は、また事前に皆様にお知らせいたします。

今後とも継続して、御理解と御協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。 


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部 晃之輔(41回卒) 

シダレザクラを植樹させていただいた扇町一丁目公園仮設住宅(仙台市)。

居住者の方々に「皆さんの現状に照らし合わせて、今必要としている物資や
具体的な支援とはなんでしょうか?」という本プロジェクトからの質問に対し、
「草刈の鎌とか竹ほうきなどが欲しい。」という要望をいただきましたので、
早速、買い揃えて寄贈いたしました。
spirits140604_02
 《寄贈品 目録》
・いしみ(小)×1
・いしみ(大)×1
・草取り鎌(小)×2
・ネジリ鎌×3
・ウェイビーグリップ鎌×3
・隙間草取り鎌×2
・5本爪熊手×3
・木柄レーキ×2
・25本爪熊手×2
・竹箒×2
→合計 21点

そして、耐水・耐候性に優れた強力シール用紙にて、「寄贈ステッカー」を
作成し、全ての寄贈品に貼り付けました。
spirits140604_01

 「高齢者が多いので、草刈機などは危ない」
「数はそんなに必要ない」というお話でしたので、
必要最低限の一式をお送りいたしました。
spirits140604_04


 

「こんな陽気はなかなかないですよ!」

地元の人も驚く好天のもと、
4月26日(土)13:20 仙台空港に到着。 

参加者は、同窓会会長、学校長、元教員など
合わせて9名。
当初募集していた『最少催行人数20名』には至らなかったが、 
現地旅行会社にご尽力いただき、なんとか実現した。

空港からワゴン車に乗り込み、
名取市閖上地区にある日和山献花台へ。
kenka01_2014042627
ガイドとして同行していただいたPHOTOスタジオONEの斎藤さんに、
被災前の同地区の写真を見せていただきながら、説明を受ける。

漁業で栄えていた町は、津波によって壊滅。
小高い丘の上にあるこの献花台から360度見渡すと、
住宅基礎部分だけが残った荒涼とした景色が広がっている。
kenka02_2014042627
参加者全員が1束ずつ献花。(紫のリボン)


献花を終えた後、同地区の復興商店街「閖上さいかい市場」にて、
しばしのお買い物タイム。同時に花見用のオードブルと飲物を調達。

この「さいかい」という言葉には、
震災によって停止していた事業の「再開」と
お客様との「再会」の両方の願いが込められているそうだ。

<ご協力いただいたお店>
・(花見用のオードブル)漁亭 浜や
・(花見用の飲料)有限会社佐々木酒造店
・(献花用花束)小熊生花店

また、本プロジェクトで委託販売させていただいている写真集
『閖上地区の全記録』を発行しているPHOTOスタジオONEさんも
同商店街内にあり、献花台でその現状を目の当たりにした参加者が
写真集を購入する姿もあった。


そして、今回の最大の目的である
花見会場(仙台市宮城野区扇町一丁目公園)へ移動。

例年より暖かく、開花後の雨風も作用して、
花はほとんど散ってしまっていたが、
仮設住宅の皆さんがブルーシートとテーブルを準備して
出迎えてくださった。
kawabe_2014042627
御礼を述べる川邊会長。

sagara_2014042627
新聞部が発行する校内紙などを紹介しながら、挨拶する相良校長。

ogimachiabe_2014042627
乾杯の音頭を、扇町一丁目公園応急仮設住宅「おにぎり会」の顧問の方に
とっていただき、花見会スタート。

1年前に植樹を記念して訪れた時も、
歌や小噺などで歓迎していただいたが、
今回はそれに踊りまで加わり、
終始楽しく歓迎していただいた。
hanami02_2014042627

kurodabushi_2014042627
数々の歓迎に感謝の意を表して、
福岡ならではの『黒田節』を披露する川邊会長と、
それに合わせて舞を披露する「おにぎり会」の宴会部長さん。
打ち合わせナシとは思えないほど、息の合ったコンビネーションに
全員から惜しみない拍手が送られた。

symbol_2014042627
シンボルツリーの花。
「仙台は1年の半分が冬みたいなもの。だから、成育スピードは通常の半分。」と、
植樹を施行していただいた株式会社東北造園の淺田社長。

5本のシダレザクラが、
見る人の心を魅了するような立派な花を沢山咲かせるには、
まだまだ時間がかかりそうだ。

「それぞれが元の生活に戻るために、仮設住宅から出て行くのが一番だが、
例えここに人が居なくなったとしても、またこうした花見会で集まりたい。」と
世話役の方から有難いお言葉をいただきながら、花見会は終了。
miokuri_2014042627
最後は「福岡の皆様 ありがとう!!」の横断幕で、お見送りしてくださり、
我々のワゴンが見えなくなるまで手を振り続けてくださった。

同時に「また来年!」と声を掛けてくださり、
この花見会を通じて皆さんとの親睦深め、
被災地復興の小さな一助として本プロジェクトを継続する意義を
再確認した。

syukaijo_2014042627
集会所の中には、このような垂れ幕を準備してくださったのだが、
外での花見終了後にバタバタと宿泊先へ向かってしまったため、
参加者は見ることが出来なかった…。
※翌日(4/27)に再び同集会所を訪れて撮影。


前日に引き続き快晴となった翌日4月27日(日)。
フリータイムを利用して、ほとんどの参加者と一緒にレンタカーにて
石巻市~東松島市野蒜地区~宮城郡松島町へ。
kadonowaki_syougakkou
津波による直接的被害と、火災によって全焼した石巻市門脇小学校。

kadonowaki_syougakkou_block
津波の威力を物語る門脇小学校のブロック塀跡。

地震直後の津波警報を受け、すでに下校していた一部児童を除く約275名は
校長とともに高台に避難し無事だった。

津波は電柱をなぎ倒しながら、凄い勢いで接近。
校舎に激突した自動車のガソリンに引火したとみられる火災で、
全焼したという。

校舎は海岸線に向かって立っており
建物を背にして海岸線に目を向けると、
前日に訪れた名取市閖上地区と同様、
住宅基礎部分だけが残された景色が広がっていた…。

その後、レンタカーを走らせ、東松島市野蒜地区を経由して
宮城郡松島町の「松島さかな市場」へ。
matsushima_osakanaichiba
観光地として有名な松島は、点在する小島が防波堤となり、
津波の被害は最小限に食い止められた地区ではあるが、
外国人観光客の減少や原発事故の風評被害などによって
海産物などの売上が減少しているという。

datemasamunedon
松島の海産物が一度に楽しめるオススメの「春の陣 正宗丼」。

その他、「45分2,000円で焼がき食べ放題」など、
活気に溢れた市場は、松島を訪れた際に是非とも立ち寄ってほしいスポット。



今回のツアーを通して感じたことは、
「真の復興とは何なのか」
「3年という月日は何だったのか」
「時間の経過は人にだけ流れるのか」
という大きな疑問だった。

仮設住宅にしても
被災地にしても…そこに暮らす人々はしっかり前を向いている。

しかし、
変わり果てた地元の姿に、どのような未来を描くのか…。
どうすれば本当の「復興」となるのか…。
それぞれの想いが交錯していくなか、時間だけが過ぎているようにも思えた。

だからこそ、小さくとも地道に…そして着実に進むしかない。
遠く離れた福岡からでも、出来ること・続けられることを
考え、感じ、実行していくしかないのではないだろうか。

今回得たヒントを大切に活かし、
本プロジェクトの次策をしっかりと決め、
実施したいと思う。


プロジェクト・大濠SPIRITS
責任者 安部晃之輔

 

このページのトップヘ